さぁ描きましょう!!(練習問題)
「P&Fチャート」を描く上での決まりごとは ↓ です。
(→松本先生の著書より)
価格の上昇は「×」、下落は「○」で示す。
一つの列には「×」か「○」かのどちらかしか描かない。
「×」の列と「○」の列は必ず交互になる。
各列には必ず三つ以上の「×」か「○」を描く。(3枠転換)
さらに、GTOから1点追記です。
隣の列に移る時には、真横に記入するのではなく、
一枠空けてから記入する。
(「×」列だと一枠下げて、「○」列だと一枠上げて記入する。)
“3枠転換”は、実際は「×」列の上からないしは「○」列の下から
4枠動いてはじめて転換することになります。
ココを勘違いしやすいので、注意してください。
注意するのは、ココだけです。
さぁ、では早速始めましょうか!!
えっ??さっきの説明だけじゃ判らない。
仰るとおりです。
アートであるP&Fチャートを言葉で説明するのはナンセンスです。
チャートは、習うより慣れろ 百聞は一見にしかずです。
・チャートの具体的な描き方。
・チャートを描くと、どの様な事が読み取れるのか。
・GTOがチャートをどの様に活用しているのか。
多少長くなりますが、GTOなりに説明してみますので
最後まで頑張って付いてきて下さい。
まずは、→例題@ をご覧下さい。
これは、GTOが下記条件で描いたNZドル円のP&Fチャートです。
・期間:「2007年1月2日 〜 2007年9月28日」
・終値:「NY時間」
・一枠:「50銭」
では、→「材料」を取得して 同じチャートを描いてみましょう!!
どうでしょうか?
GTOが描いたチャートと同じ形状になりましたか?
隣の列に移る時には、真横に記入するのではなく、
一枠空けてから記入する。 この点に注意して下さい。
大変な作業と感じられたかも知れませんが、コツを掴めば、
この位の量なら30分位で描ける様になる筈です。
最初が肝心なので、うまく描けるまで、何度も練習して下さい。
さて、当サイトを以前からご覧になっていた方は、ご存知だと思いますが
GTOは→このチャートから感じた(読み取った)コトを公開していました。
そして、無謀にも?その時点で下記の相場予測をしていました。(苦笑)
@78円位に強固な相場の壁(サポートライン)があり
「よほどのコトがない限り」破られるコトはないだろう。
A今後、8月初旬に頭をおさえられた92円台を目指すと思われるが
円安の動きが急だった分、しばらくもみあいを続けるだろう。
@の予測への検証
予測をした後に何度か円高局面が訪れましたが、
いずれも 78円 のサポートで跳ね返されました。
結局、予測をした約1年後に、このサポートは破られます。
つまり、「よほどのコトが無い限り」のよほどのコトが
起きたわけです。この事から、NZドル/円の円安トレンドは、
現在、円高トレンドへ変化したと判断しました。
Aの予測への検証
10/12に早々と 91.14円 に到達しました。
Aで掲げた92円台の目標値とほぼ一緒です。
もみ合いを続けず、一気に到達してしまったのが
誤算ではありますが・・・・
投資初心者のGTOの予測にしては、上出来ではないでしょうか?
今回は、たまたま予測が的中しただけですが
予測が当たる、外れるのが重要なのではなく
92円を目指す、78円を割ったらトレンドが変わるとか
自分なりの尺度(判断基準)を持てるコトが重要です。
人間は、欲望&恐怖の前では冷静な判断など
出来なくなってしまうとても弱い生き物です。
それらを克服する「ツール」を持たずに相場に入るのは
あまりに危険な行為です。
信頼できる判断基準を持つコトで
○○円になったら、利益確定をする。
○○円になったら、損きりをする。
という、自分なりのシナリオを描くコトが可能になります。
さて、それでは、あなたにもう一つチャートを描いて頂きます。
GTOが、今まで色々な通貨ペアのP&Fチャートを描いて
様々な形状(アート)を見てきた中から厳選しました。
まさに、このチャートの醍醐味を味わえる局面です。
@相場のエネルギーが蓄積される。
Aそのエネルギーが吐き出される。
Bまた、相場のエネルギーが蓄積される。
C再度、エネルギーが吐き出される。
相場の動きというのは、結局この繰り返しなので
エネルギーが吐き出されて、上昇 もしくは 下落する。
このタイミングを掴めれば、上昇局面では、収益を得て
下落局面では、いち早く逃げるコトが出来ます。
それでは、騙されたと思って、下記条件でチャートを描いて見て下さい。
・通貨ペア:ユーロ/ドル
・期間:「2007年10月1日 〜 2008年10月6日」
・終値:「NY時間」
・一枠:「50銭」
※→「材料」はここから 取得できます。
どうでしょうか?
@あるポイントを境に、エネルギーが放出され、急上昇し
Aその後、もみ合いの中で、エネルギーを蓄積し、
Bあるポイントを境に、エネルギーが放出され、暴落した。
この様子を実感して頂けたと思います。
今回は敢えて、答えを公表しません。
それは、是非ともあなたに実感をして欲しいからです。
・チャートを俯瞰して、「ふ〜ん、なるほどね。」っと思う。
・自分でチャートを描いて、相場エネルギーを体感する。
この差はとてつもなく大きいのです。
あなたには、是非とも後者になって欲しいのですっ!!
さぁ、それでは約1年にわたるこの局面を振り返りましょう。
まず、(チャートを描いてくれた)あなたに質問です。
この局面の動きを説明するのに、絶対に外せない
非常に重要な価格帯が2つあります。
その価格帯は どれ と どれ でしょうか?
簡単ですよね?チャートを見れば一目瞭然です。
約3ヶ月間にわたり、レジスタンスとなった 1.4900 と
約5ヶ月間にわたり、サポートとなった 1.5350 です。
1.4900 を超えれば、急上昇する。
1.5350 を割り込むと、急落(暴落?)する。
チャートの形状を見れば、たぶん誰でも判ることです。
では、具体的に振り返っていきましょう。
まず、2/26の終値で 1.4974 を記録します。
遂に、強固なレジスタンスを破ったワケです。
この時点であなたがチャートを描いていたならば・・・
この後に、3ヶ月分のエネルギーが上方に放出される!!
と感じられた筈です。
実際に 3/17 1.5733 を記録するまで
一直線に上昇しているサマが見て取れます。
相場の世界で、「たら、れば」は禁物ですが・・・
もし、チャートのサイン通りに1万ユーロをロングしていれば・・・
約8〜11万円の収益が得られたでしょう。
※1ドル=105円にて換算
つまり、チャートを描いていれば、かなりの高確率で
この収益を得るチャンスがあったというコトです。
※ちなみに、1.5733 は、P&Fチャートの第二目標値
1.5800 と極めて近い値です。
目標値の算出方法は別ページにて解説しています。
放出した後は、再びエネルギーを蓄積するのが相場の習性です。
実際に、約5ヶ月間 1.5350 〜 1.6000 のレンジで、
エネルギーを蓄積しているサマが見て取れます。
そして、遂に 8/7 1.5310 を記録します。
遂に、強固なサポートが破られたワケです。
この時点であなたがチャートを描いていたならば・・・
この後に、5か月分のエネルギーが下方に放出される!!
と感じられた筈です。
実際に 8/15 1.4686 を記録するまで
一直線に下落しているサマが見てとれます。
その後に、8/21 1.4897 を記録し、一旦は上昇に転じます。
(チャート上は、「×」印に転換しました。)
しかし、その後に再び下落に転じます。
(チャート上は「○」印に転換しました。)
この時GTOは、とんでもないコトに気付きました・・・(汗)
大相場にしばしば現れるメジャードムーブの形状を
作りにいくのではないか?と感じたのです。
この時点(8月下旬)で、チャートから導き出せた目標値は
1.3500 〜 1.3600 辺りでした。
8月下旬に、ユーロドルが1.3500まで暴落するかもしれない。
こんな事を考えていた人は、ほとんどいなかった筈です。
その時は、そんなコト起きるワケ無い・・・と思ったのですが、
時間の経過と共にその予感は確信に変わっていきました。
このユーロ/ドルの暴落をきっかけに、
歴史的なクロス円の暴落が始まりました。
その後、一旦上昇を試みますが、押し戻されて、当初掲げた目標値付近
に到達(10/6 1.3502)するまで暴落が続きました。
今さら、振り返っても仕方ありませんが・・・・
もし、チャートのサイン通りに1万ユーロをショートしていれば・・・
20万円近い収益が得られていました。
※1ドル=100円にて換算
もしくは、いち早く逃げて、損失の拡大を防げたでしょう。
この価格帯を越えたら、ここまで到達するだろう。
と目標値を算出できるのが、P&Fチャートの最大の特徴です。
そして、チャートを描けば、相場エネルギーの大きさ
エネルギーが放出されるタイミングを把握するコトも容易です。
しかも、このページで説明した例を見てもわかる様に
この目標値は、しばしば的中するのです。
特に、メジャードムーブ から導かれる垂直計算の精度は
驚くべきモノがあります!!
GTOは、急落時にこの形状から導かれる目標値が
心の支えになり、何度もパニックから救われました。
さて、いかがだったでしょうか?
P&Fチャートの醍醐味を少しは味わえて頂けたでしょうか?
もう、「耳たこ」でしょうが・・・(汗)
あなたには、ぜひ自分で描いたチャートを見ながら
このページを読んで頂きたいと思っています。
相場は「サイエンス」ではなく「アート」である。
あなたも「アート」の不思議な世界を体感できますように。